星のささやき 花のつぶやき

星は宇宙の理を 花は地上の調和を 涙は心のカタチを教える

時間を外した日 2012

今はちょうど、マヤ歴の年末年始にあたる。
そして、今日は旧年にも新年にも属さない"時間を外した日"だった。

"時計"の縛りをはずした時の流れを味わいたくて、少し遠出した山の中で、他に誰も人がいない場所で、ひとり静かな時間を過ごした。

時々、ウグイスやメジロが鳴いて
時々、蝶が目の前をひらひら横切って
時々、腕の上をありんこが登ってきて
そよかぜが笹の葉をゆらし
ただそれだけ。

雲が流れ、山を照らす光が揺れて、木々の表情が変わる。
ただそれだけ。

その場所にある岩たちは、どれだけ長い時の流れを、この世界の中で味わい、どんな記憶を蓄えてきたのだろう。。。

問いかければなんでも教えてくれるけど、尋ねないと自分からは語らない、亡くなった祖父を思い出した。
不動のおじい、おばあ。お邪魔かしら?とたずねたら、なんとなく、「そこにいたいだけ、いていいよ」って歓迎されたような気がした(笑)

たっぷりくつろいで、帰り道。
街中はどこもかしこも夕方の渋滞。一方でレンタカーの返却時間が刻々と迫る。早く、早く。車線変更したり、抜け道探したり、じたばたしても一向に"時間"を稼ぐことはできない。

本当は、途切れることなくたっぷりとのんびりと悠々と、今ここに流れ続けているの時の流れ。それを区切ったり、計ったり、合わせたりすることで、"合理的に"成り立っている現代の生活。

ひとつの"時の流れ”を、2種類のテイストで味わい分けてみた"時間を外した日"。 

明日からのマヤ歴新年。
一人のオトナとして程よく社会的?な日常生活を送る必要はある。
でも、意識の上では、時計に刻まれる時間の奥に、常に悠々と存在し続ける"時"の流れを味わう感覚を持ち続けていたい・・・。