『大波が次々にやって来て、今にも溺れそう…』
って辛い環境にある人がいて…
立場を代わることはできないけど
ささやかでもなにかできることはないだろか…
…そんなことをしばらく考えていたからか、
川の中州の『オオカワヂシャ』に呼びかけられました。
゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:
なぜそんな苦しいところで咲こうとするのかと
あなたは尋ねるけれど…
それはね、
神様との約束だから…
゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:
穂先を伸ばし、順々に花を咲かせながら
咲き終えた花は、
その形のままポロリと川の流れへ身をまかす…
花の後には続々と実がなり、タネが育っていて
でも、穂先は淡々と伸び、
淡々と花を咲かせ続けてる。
2本の雌しべがまるで触覚のように
まっすぐ天に向かっていて、
足元(穂の下)に豊かに実りがついてることにさえ
まったく関心がないみたい…
…ただ、神様との約束を果たしているだけ…
あとのすべてを、全身で信頼してるんだね。