星のささやき 花のつぶやき

神戸・六甲山麓から日本の大地と花のエッセンス(Coming Home Essence)を届けています

灯台と出雲大社の祖神さま :ミステリードライブ旅行記③

出雲周辺の神社巡りに十二分に満足し「なにか神社とは違う空間を…」と目指したのが、日御碕(ひのみさき)。出雲大社から車で20分ほどだったでしょうか・・・
海岸に群生するトベラ。ちょうど満開の花たちからのジャスミンに似た甘い香りが、周辺一帯を包み込んでいました。

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まず向かったのは出雲日御碕灯台。真っ白に美しいこの灯台は、築100年以上でありながら、背の高さは日本一だそうです。いまだ現役ですが、内部を見せてもらえます。
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おとな一人がやっと登れる細いらせん階段を163段。結構息が上がります。登り切った先は、灯台のレンズの間。観光客ですから(^_-) 「ほぉ~こんな風になってるんだ!」とワクワク。展望室にも出られます。ぐるりと360度…♪

「むむむ。あの海の中の岩はなんだ…?!」
突然、岩好きアンテナが作動します…(;^_^A

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灯台を下りて、岩方面に遊歩道を進んでみると・・・
ウミネコの繁殖地、経島(ふみしま)ですと。

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い~やいや、ただの鳥の島ではありますまい。岩の上に小さな祠も見えますし・・・
スマホで調べてみると、やはり。

この島は日御碕神社の神域として神職以外の一般の立入りは禁止されており、年に一度8月7日の例祭の時のみ、宮司だけがその島に舟で渡ることができます。

別名夕日の祭りといわれ、天と地と海が織り成す壮大な経島の夕景はまさに神ご降臨といった雰囲気に満ち、刻一刻日が沈む中で執り行われる様子は神々しさが漂います。

出雲日御碕灯台(特集記事)|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】

 

灯台から見て、この経島の奥の入り江に「日御碕神社」があるそうです。
「神社はもうおなか一杯・・・」な主人をもう一軒だけ(^^♪…と口説いて向かいます。

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あはっ( ´艸`) ここ。やっぱり💕 なんかちょっと面白い♪
詳しくは下のリンク先を読んでいただけたらわかるのですが、境内の小高い丘の上に上の宮「神の宮」として素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、鳥居の正面に下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」として天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られてます。

日御碕神社(特集記事)|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】

 ※このリンク先のページ最後の経島での「例祭」のお写真。素敵ですよ~★

 

古事記など一般的には、スサノオさんは黄泉の国をつかさどり、アマテラスさんは太陽神。それを考慮すると、ここはなんだか不思議な並びの神社な気がするのですね。まるで、私が知っていると思っていた「天」と「地」がひっくり返っているような…でも、それは決して不快ではない、笑っちゃうような、心地よいあべこべ感…(笑)

 

また、サイトの中にあるように

この「日沈宮」は【伊勢大神宮は日の本の昼の守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん】 (伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」) との神勅により祀ったのが始まりと言われています。 

 伊勢神宮が日本の昼を守り、この日御碕神社が日本の夜を守るそう。そんな重要な位置づけの神社が、岬の最果ての、本当に静かで穏やかな空間の中にあることも、なんだか興味深くて。


なんだろ、これ、なんだろ~☆ 本当の答えなんてだれもしらない神話の世界ならではの「あべこべ感」に飛び込んだような、うふふと笑っちゃう感覚を久々に味わいました。

 

そして、実はこの「ここちよいあべこべ感」が、この後のミステリードライブのあちこちに、ある種のテーマのように形をかえて現れてくるのでした(*^^*)