星のささやき 花のつぶやき

星は宇宙の理を 花は地上の調和を 涙は心のカタチを教える

鬱への理解を深めるマンガ『うつヌケ』

「うつヌケ」 田中圭一 著
鬱の病的な症状から脱し、その後も季節の折々であらわれる鬱症状とうまく付き合っていくことを知った著者が、同様なうつヌケ体験者にインタビューして描いた体験談集(マンガ)です。

最近「うつ持ち」の方とのお付き合いがあり、どんな立ち位置で接するのが、双方にとって最も心地よく、安らかでいられるのかな‥と探していた中での良書でした。(スピリチュアルな本ではありません)

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《以下、うつの方を支援する立場の人へのご参考》

医師や専門家による原因究明や治療法という目線ではなく、鬱の当事者の目線で、「どんな時に何が起こり、どんなキッカケからトンネルを抜けだせるか、結果として何が残るか」を描いています。苦しい期間のヘビーな描写は控えめで、治癒プロセスを客観的に大きく見渡すような描き方が読みやすいです。

この著者によると、鬱とは・・・
*『自分が好き、肯定されたい、必要とされたい』という、人間の本質的な思いに抗い、心の声をちゃんと聞かないと鬱になる。
*鬱は、心・身体から頭への警告。自分を否定するものから遠ざかり、肯定するものに近づくことで、鬱から抜けやすい。
*鬱は「なる」ものではなく、誰の心の中にも「眠っている」もの。何らかのきっかけで気分が落ちたら、それは「人生の自習時間」と考え、自習時間にふさわしい過ごし方を見つけていけばいい。
・・・こんなまとめになっていました。

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こういう見方をするなら、私自身にも「うつの元」は眠ってるし、うずくことも確かに時々あります。ちまたで言うように、鬱は心が弱い人がなるとか、被害妄想とか、そういうことでは決してなく、心と体と頭のバランスなんだよね。自分本来の「バランス」に気づけばいいだけのこと。私がいつも大事にしていることだ~(^^♪💕

「鬱病」と聞くと「私は専門家じゃありませんから💦」と身構えてしまいます(もちろん、支援するものとして、症状の知識をある一定持っていることは必要と思います)。
でも、ある背景がきっかけで心がスコンと落ちちゃった状態なんだなぁって思うと、変に横から治そうとしたり助けようとせず、決して深刻にならず、ゆったりとした心持ちでごく普通に接しながら、ご自身がバランスを取り戻す道のりをともに歩みやすくなるな~と思います。

うん、良書です(^^♪