生きた智慧に触れ、それを自分に生かすコツ
トランスフォーメーションゲーム®︎は、イギリスのスピリチュアルなコミュニティ フィンドホーン で生まれた、意識を扱うボードゲーム(に見えるワークショップ)です。
50年ほど前に彼の地で諸先輩方によって実践・実証された、地に足つけた霊的な学びと実生活、そこから得られた"生きた智慧"を他の人たちに分かち合えるように…という願いと工夫が織り込まれています。
私は初ゲームの時から「なにこれ✨」とピピッときました…が、正式に2週間のファシリテーター研修を受けて、ひと通りのゲームを提供できるようになった後(さらに言えば"上級編"の研修を受けた後)にゲームの回を重ねるごとに、このゲームが持つエネルギーの仕組みや智慧を、より明確に、リアルに感じるようになりました。
じわじわ、じわじわ、じわじわ….
これは、やはりスゴイ…🌱✨
このエネルギー構造やそこからもたらされる智慧を、私自身がより純粋に広く深く体得して、その上でゲームをファシリテートしたい…と、本気モードになりました(研鑽中)🌟
そんなわけで正規のファシリテーターになった1年後、ゲームが生まれた背景をもっと体感したくて、フィンドホーンの「体験週間」という1週間の研修に向かいました。
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この時、ご主人が同時期に開催されるファシリテーター研修に参加中という奥さん(外国人)と知り合いました。
ご主人、実は何年も無免許でゲームを提供してきたそう。ゲーム自体が優れたツールであり、自分も別の心理的・霊的スキルもあり、自己流といえどかなり良いゲームを提供する自負がある…と。
それが何かのきっかけで、改めて正式な研修受講を選択し、フィンドホーンの門を叩いた…いう話でした。
たまたまお互いの研修3日目頃に三人で食事し… その時、彼が感情的に爆発💥しまして。
「この研修はキツすぎる。あんな風にしなくても、ゲームは愛を届けられるツールだ!」とキレまくる…😅💦
「うんうん、キツイよね💧 でも、もしかしたら意味があって、あえてそういう研修にしているのかも。私にはそうしか言えないわ🙂」と、拙い英語で伝え、とにかく1週間はがんばって…と見送りました。
遠く日本から来た、誰とも知らない女子相手に叫びたくなる位、彼もしんどかったのね💧
そのあとは彼と会うことなく私は帰国し、しばらくして奥さんからメールが届きました。
…あの後、自分がこのゲームをわかったつもりになっていたことに気づいた。そして、この研修が極めて綿密に組まれていることを発見し、学ぶ姿勢が変わった。それはある意味、自身の生き方の姿勢が正されたようでもある…てなことを彼が話していた…と。
めでたく正規のファシリテーターになった報告でした🌟
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何を書きたかったかというと…
「このゲームはスゴイ」とか、「正式な研修を受けてないのはニセモノだ」と言うつもりはなく…(๑˃̵ᴗ˂̵)
ただね。
人は誰であれ、自分で理解する範囲でしか、受け取ることも分かち合うこともできない。 だから、自分の目線からしか物事を見れないムードの時は、なにかにつけ、見落としが多いものだよな…と。
そして、他の存在と学び合うという姿勢が"本来の意味合いで"機能する時にわき起こる変化は、自己流の時とはガラリと次元を変えてしまうこともあるなぁ…と。
"本来の意味合いで"…には含みがあり。
自分がある程度の「経験」をしていないと、他者からの教えはツーっと右から左へ通過してしまい、それもまた「わかったつもり」の元凶にもなり得ます。
だから、他者から深く学ぼう、学び合おうと思ったら、そのこと及び周辺事情について、自分なりの経験と理解を育てていないと難しい。「学び合う」には、ある種の対等さ、自発性、そして、積み重ねも必要ね…
また何事にもタイミングがあり、いつでも誰でも、とにかく学べばいいってものでもない…🌱✨
ただ。
やはり優れた研修は、「伝える、教える」だけでなく「味わい、活性化し、変える力」「学び合いを呼び起こす力」を持っています。そこまでの工夫が織り込まれているすごいモノもある…ということ。
そして、そういう生きた学びの経験を重ねた人の「生きた智慧」に触れる機会があるということ、それを素直な心で自身の経験と学び合わせられる者は、結構なしあわせ者だなぁ…と思うのですよね(^_-)💞
まぁ、そういう世界もあるんだわ…ということを書きたくなったのでした。
🌟Transformation Game® Association of Japan | 日本トランスフォーメーションゲーム協会