声に出せるのは当事者(担当者)です
常々思うに、日本人もしくは日本社会ってのは、とてもしなやかで優秀だなぁ。…ある種、病的なまでに…と、あるお店のカスタマーサービスにお世話になりながら、考えていた。
素晴らしく優秀な対応だったの、彼女。「そんなに頑張らなくても大丈夫だよ」と声をかけたくなるほど。
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昔、まだオフィス勤めをしていた頃、ひどく忙しかった時期がありました。やってもやっても仕事を終えられず、ひとりでヒーフー言いながら、毎日11時過ぎまで残業していました。
ある日、隣のボスが言い含めるように言ったのです。
「いいかい、組織の問題を個人の能力で引き受けるとね、破綻したときが大変だ。仕組み的に無理なものは『これは無理だ、おかしい』と言わなければならない。あえて、一度壊さなければいけない場面もあるんだよ」
その時の私には、結局、自分のボスに対して、もしくは自分が引き受けた仕事に対して『無理だ』とは言えませんでした。
そのことによって自分の評価が下がることが怖かったし、あるいは、うまくやり切って高評価を得る快感に酔っていたように思います。
今なら、あの隣のボスの言葉がわかるのね。
仕組み的な不具合を、個人の力量で引き受けるのでは限界があるのだ….と。早めにそれを明らかにした方が、傷は軽くすむ。第一声をあげられるのは当事者(担当者)なのだと…と。
それにしても、あの会社はなかなかにホワイト企業だったな〜^^💕
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こんな正論を書くだけでは、なんのお役にも立てないし…一般論を書いてももっと役立たずですけれども^^;
具体的な場面で、どんな風に自分の主張を声にして行くか、トランスフォーメーションゲーム®︎は、割と自分の内の声を言葉に描き出すために役に立つことあるようです^^